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ごあいさつ
「キモノのこゝろ」が伝えたいこと
最近、着物がブーム!っていう言葉を時々見かけるのだけど、本当でしょうか?
Recently, it is said that the Kimono is in fashion. Is this true?確かに、 ネットのおかげで以前よりは増えているような気はします。
We think that the number of Kimono users has increased over the past few years.それでも、まだまだ、ほとんどの人にとって、着物は成人式や結婚式、あるいは花火大会の時の浴衣とか、イベントのコス チュームに過ぎないのではないでしょうか。
However, it is still mostly used for special occasions such as Weddings, Coming-of-Age celebrations or Fireworks events.別にブームになる必要はないですが、もっと日々の生活の中で着物を着る人が増えればいいなと思っています。
It does not need to be the next fashion trend but we are hoping the Kimono will be worn as everyday clothing by more people.着物は”気軽”で”格好良く”、”楽しい”ものだということを、もっともっとたくさんの人に知ってほしいし、感じてほしい。楽しく着ていれば、知識や文化への興味は勝手についてくると思っています。まずはその楽しさ・格好良さを知って欲しいです。
We believe that the Kimono can be casual, cool and fun to wear. We want people to enjoy wearing it without being burdened by its tradition and cultural value.We introduce the currently situation of Kimono as a modern fashion.
ファッションとしての着物の今を伝えるIn recent, there is many nice magazines about Kimono in bookstores, but it less than the generally magazines of western clothes. However, we can get many informations about Kimono from internet. But it arose from personal relations mainly. So people who don't have any connections or don't know the existence is can't find it and know it ever. And then we felt the necessity to provide opportunities to get any informations about Kimono.
着物についての雑誌や本は、いろいろと素晴らしいものがでていますが、洋服に比べるとやっぱり全然足りません。インターネットの活用で、たくさんの情報を得ることはできますが、個人のつながりによるものが主流で、その存在や、つながる手段を知らない人はいつまでも知らないままです。自由な立場で、ファッションとしての着物の今現在の姿を、皆さんに紹介していこうと思っています。There is an essencial concept of us.
これから、よろしくお願いしますWe want to express the new styles of Kimono in current lifestyles to you from this year. We will grow up slowly, but we have the determinations to do it.
そんなわけで、これから少しずつ、しかし、本気でやっていこうと思っています。今年から、よろしくお願いいたします。A steering committee of Kimono no Kokoro.
「キモノのこゝろ」製作委員会一同 -
スタイリング

私の名前はシーラ・クリフです。日本にはもう長く住んでいます。イギリスから来日したのですが、当時は日本のことをあまり知りませんでした。その時は新体道という武道をしていて、夏休みの間だけ日本の道場で稽古をしたくて来日したのに、それから25年経った今もまだここにいます。
My name is Sheila Cliffe and I am a long-term resident of Japan. I came from the UK, knowing almost nothing about Japan, but I was studying shintaido, and came to spend the summer practicing at the Japanese dojo. Twenty-five years later, I find myself still here.来日当初は陶器に興味があって神社の骨董市に行ったりしましたが、いつも私の目に入ってきたのはそこにぶら下げられている美しい柄の着物たちでした。私が最初に着物だと思って買ったのは赤いモミの長襦袢で、後でそれが下着だと知った時はとても驚いたものです。私は元々ファッションに興味を持ってはいたのですが、その華やかな下着を持った着物の仕組みに魅了され、完全に着物のとりこになってしまいました。
When I first came I was interested in pottery, but when looking at it at shrine flea markets, my eyes were always drawn to the beautiful textiles hanging there. First I bought a red nagajuuban, thinking it was a kimono. I was so surprised to find out that it was underwear. I was fascinated by a fashion system that would have such a gorgeous inner garment. Having always been interested in fashion, I became completely hooked on kimono.それから私は着付け学校に2年間通い、自分自身の着付け、他の方への着付け、そして着付けの教え方を学びました。私の両親が暮らすイギリス北部の村で4人の女の子に着付けをしたのが私の最初の着付け経験で、その事が地元の新聞に取り上げられた事もありました。
I went to kimono dressing school, (kitsuke gakuin) where I learned how to dress myself, how to dress others and how to teach dressing. One of my first dressings was to four girls in my parents' village in the north of England.今では私もすっかり着物コレクターとなり、自分でも着ますし、着付けをしたり着付けを教えたりもしています。そして着物について学ぶこと、他の文化圏の人々に着物を教えることは、私のライフワークになりました。
I am now a regular kimono collector, dresser, wearer, and teacher, and I have made it my life work to study the kimono and to teach about the kimono to people in other cultures.私の願いは、私の活動が他国での日本文化の理解を深め、日本の伝統的な織物文化が広く知られて保護されること、そして着物が着る人のニーズや時代に応じて変化し、現代の日本で日常のファッションの選択肢となり、生活文化の一部であり続けていくことです。
My desire is that this bridge building work will increase understanding of Japanese culture in other countries, and that not only will Japan's traditional textile culture will be known and preserved, but that kimono will continue to be a part of living culture, changing and adapting to kimono wearers needs and being a valid fashion option for Japanese today.1995年以降、私は着物や日本社会についての研究成果をいくつかの国際的な学会の機関誌に発表しました。英国や日本、韓国の学会では成果を発表し、英国やドバイでは私の着物コレクションの展示会を5回行い、英国のマンチェスター・メトロポリタン大学のファッション学部では、友禅染についてのワークショップを開催しました。
Since 1995 I have published research about kimono and Japanese society in several international journals. I have presented my research at academic conferences in the UK, Japan and Korea, and I have held five exhibitions of my kimono collection in the UK and in Dubai. I also took a yuzen dyer to the UK to teach a workshop in the fashion department of Manchester Metropolitan University.こうした私の活動は、英国・ドバイ・日本の雑誌や、BBCやNHKのテレビ・ラジオなどで紹介されました。私の活動はまだその途中にあります。そしてこの活動を皆さんと共に進めていきたいです。いつの日か皆さんが私のレポートを読み、それを楽しみ、そして応援して頂けることを願っています。
My kimono work has been introduced in magazines in the UK, Dubai and Japan and I have been features BBC television and radio and NHK television and radio. I am on a journey. I would like to share it with you. I hope you will sometimes read my reports, enjoy them and be a part of the movement.
Sheila Cliffe (シーラ クリフ)
十文字学園女子大学 准教授
1980年代半ばに来日。着物に魅了され、着付け・染色を学ぶ。
伝統工芸の視点だけでなく、現代生活におけるファッションとしての着物を研究し、様々な活動をおこなっている。 -
2月 初午
雛人形を飾る代わりの折り紙を 今日は家族みんなで折ろう
男雛女雛も千代紙で きれいな着物の雛人形
自分の着物も少し変え 気分は宮中 お引きずり 重ねた羽織は十二単
大人は白酒子供は甘酒 菱餅代わりのマカロンに 花瓶に挿した桃の花
子供の成長幸福を 願う親の真心に 古今東西変わりなし
君はどんどん大きくなって 立派な女性になるだろう
けれどお願いもう少し このまま僕らの傍らで 無邪気に笑って居て欲しい
雛祭りは元をたどると厄除けの行事で、それが他の行事などの影響を受けつつ形を変えた結果、現在のようになりました。
現在主流の雛人形は平安期の宮中を模した物です。男雛女雛の配置ですが、古式に習えば「左」が上位のため、女雛に対して左側の位置、人形に向かってみると男雛が右側になります。しかし、明治維新後の西洋化にともない、皇室は立ち位置を西洋式に、古式とは逆に変更しました。それにならい男雛を向かって左側に配置する所も増えたようです。現在では、どちらに置くのも間違いではなく、単純に好みの問題と言えます。ちなみに、上位下位というのも純粋に職制の問題で、男尊女卑でも何でもありません。
雛人形を片付けるのが遅いと婚期を逃す、というのは迷信ですが、「厄を身代わりに受ける人形をいつまでも出しているのは良くない」「用の済んだ物を出しっぱなしにしているのはだらしがない」「出しっぱなしは人形が痛みやすい」など、一応の理由はあるようです。
雛祭りにちなんだ食品に、菱餅・雛あられ・甘酒などがありますが、この中でも甘酒は「白酒(しろざけ)」の代わりです。白酒は、博多の「練酒(ねりざけ)」が原形といわれるアルコールの入ったれっきとした酒で、江戸時代に豊島屋という酒屋が売出し好評を博したため、この季節の風物詩になりました。その繁盛ぶりは大変な物で、『江戸名所図絵』などの題材にまでになりました。この豊島屋、所在地などは変わりましたが現在も東京で営業しており、白酒もインターネットなどで購入することが出来ます。
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スタイリング

紬(リサイクル着物) ¥10,500
わゑびす by たんす屋
紬(リサイクル着物) ¥31,500
わゑびす by たんす屋
京袋帯 ¥18,900
川越 呉服笠間
名古屋帯 ¥28,000
川越 呉服笠間
木綿刺し子 長着(男物)
正絹 長着(男物)
正絹 長着
正絹 角帯
市販の足袋靴下
半襟(端布)
半襟(端布)
柄足袋
柄足袋
半襟(端布)
半襟(端布)
リボン(帯締めに使用)
リボン(帯締めに使用)
端布(帯揚げに使用)
端布(帯揚げに使用)
スカーフ(帯締めに使用)
木綿 長着
重ね着した羽織
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クレジット
撮影クレジット
model : elena myers, yumiko myers, steve myers
photographer : okumoto akihisa
kimono select : okumoto akihisa
hair and make up : hatinohe akiko
着付け : taguchi chisato, sakuma emikoキモノのこゝろ プロジェクト実行委員会
八幡友幸(yahata@kimonokokoro.com) 代表連絡先
奥本昭久(okumoto@kimonokokoro.com)
増田吉孝@ワノコト(masuda@wanokoto.jp)